先週木曜日、19歳のジャズピアニスト松永貴志がNYトリオで贈るライブに行ってきた

松永君のライブはこれで3回目。デビューアルバムの「TAKASHI」を友人に薦められるままに聴いてとても気に入り、譜面の読み方を覚えるより先に耳で覚えた曲を独学で弾いていたという経歴にも惹かれて、興味を覚えるようになった。
一躍注目を浴びたのは<東京JAZZ2003>というライブフェスティバル。出演していたジャズ界の巨匠ハービー・ハンコックとも急遽共演し、(たとえお世辞があったとしても)「自分の知っていることはすでに(松永は)知っている」とまで言わしめた。
私自身はピアノは弾けないし、ジャズに詳しいわけでもないので、技術的なことや、ジャズというジャンルでの松永君のオリジナル曲の位置づけみたいなものはさっぱりわからないが、松永君のジャズはとにかく楽しい!
それもそのはずで、曲が生まれるきっかけが、やらなきゃならない宿題が残っててわぁぁぁぁ!って感じでできた「Homework」だったり、メロンが食べたくてできた「Melon」だったりするのです。
初めて行ったライブでも、「おとといできた曲で、まだ題名ついてません」みたいなことを話していましたが、今回のライブでも、「題名ついてませんけど、NYにいたとき“まっちゃんのお笑いDVD”を観てて『だだだだーん』てところが曲になるなぁと思って」できた曲があったり(笑)
松永君の耳にはいろんな音が音楽に聴こえ、いろんな物から曲想が湧いてくるんでしょうね。それがジャズになる思考回路というか才能が、私には想像の及ばない世界です。
松永君自身によるMCは思い切り高校生風でズッコケますが、ピアノに向かうとサッと顔がひきしまり、演奏が始まればジャズそのもの。ジャズを聴くとどうしてもお酒が欲しくなりますね〜♪ かしこまって聴くよりも、カクテルやワイン
片手にくつろぎながら聴きたいです〜。
あー、今こうして書いている自宅とは別世界…。
今回のライブ、指使いの速さ、力強さが、ますますパワーアップしていたように思いました。後半では、来年1月、20歳を迎える前に発売予定のアルバムから3曲演奏してくれましたが、「(題名未定)」「神戸」「無機質のオレンジ」どれもよかったです♪ 特に「神戸」は港町のイメージできれいだったなぁ。
NYトリオのベースは43歳のウゴナ・オケグォ、ドラムスは28歳のエリック・ハーランド。ミュージシャンというのは、互いに認め合った瞬間から、年齢も国籍も簡単に超えてしまうんだなぁ、と、しみじみ思った夜でした。でも、神戸とか無機質のオレンジとか、いったいどういうイメージで彼らは演奏しているのでしょうね? NYに半年ほど滞在して英語もうまくなったらしい松永君が説明しているのでしょうが、MCで聞く彼の曲の説明は、ジャズ界の長嶋茂雄そのものなのであ〜る(笑)(追伸)松永君のインタビュー記事見つけましたので、ご存じない方、興味ある方、ご覧下さい。
(追伸の追伸)ジャズ・ジャーナリストである小川隆夫さんのブログを見つけました。
“「オープン・マインド」な一夜”に松永君のライブ記事があるので、こちらもぜひご覧下さい♪Jazzファンにおススメのブログです。
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